IT業界歴7年・現役フリーランスプログラマー兼SEのTenです。
最近プロジェクトに参加すると、サーバーやストレージはクラウド化されていることが基本となってきました。
クラウドサービスの中でも特にAWSが採用されるケースは多く、そんなAWSの需要に比例し、AWSエンジニアに転職する方も増えてきています。
しかしAWSは新しいクラウド技術ということもあり、
「AWSエンジニアって未経験でもなれる?」
「何の資格があれば転職に有利?」
「AWSの求人を探すならどの転職サイトがおすすめ?」
まだまだ情報は少なく、こんな悩みを持たれている方も多いかもしれませんね。
ここでは現役システムエンジニアの私が、AWSエンジニアの転職事情について詳しく説明していきます。
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AWSエンジニアの転職難易度
AWSエンジニアになる難易度ですが、それほど難易度は高くなく、実務経験がない方でも採用されることは少なくありません。
ただしそれは今現在に限った可能性が高く、というのも、現状AWSを扱えるエンジニアの数が業界で極端に少ないからです。
今後AWSエンジニアが増えてくると、転職の難易度は今よりも高くなってしまう可能性がありますので、もしAWSエンジニアを目指そうとお考えでしたら、今が1番おすすめです。
AWSエンジニアへの転職方法は、大きく分けて下記の3パターンになります。
第二新卒までは、未経験で知識がなくても転職できる
第二新卒までの若い方であれば、未経験で知識がまったくゼロの状態でも就職できる可能性が大いにあります。
これはAWSエンジニアに限ったことではありませんが、人材不足が問題となっているIT業界では、「若い」ということだけでも十分求められる人材なのです。
余談ですが、20代の求職者であれば、プログラミング学習と就職支援が無料で受けられる学校もあるほどです。
20代の方は就活を急ぎましょう。
若者はまず行動が大事です。後述する求人サイトに応募してみるのがおすすめです。
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AWSの資格やスキルがあると未経験でも転職しやすい
実はAWSエンジニアに転職するために、必須の資格やスキルはありません。
しかし、AWS関連の資格やスキルがあれば、実務経験が全くない未経験者でもAWSエンジニアに転職しやすいです。
AWSエンジニア就職に有利な資格やスキルは後述しますね。
インフラエンジニアからAWSエンジニアへ転職する
AWSの仕事は、現状インフラエンジニアまたはシステムエンジニアが担当していることが多いです。
システムエンジニアになるには、プログラミングスキルが必須ですが、インフラエンジニアはインフラの知識が全くない未経験者でも採用されやすい仕事です。
ITの基礎知識があるだけで、高い確率で就職することができるでしょう。
インフラの基礎から実務を通して学びたい方は、AWSを取り扱う企業のインフラエンジニアとして転職し、AWSエンジニアへキャリアチェンジするのもおすすめです。
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AWSエンジニア就職に有利な資格やスキル
ここからは、AWSエンジニアの就活で採用されやすい資格やスキルを紹介していきます。
ここで紹介するスキルや資格を多く習得すればするほど、当然就職に有利になります。
とはいえ、すべてを習得することを目標としてしまうと長期的な学習期間を必要としますので、目標の取捨選択をしたり、プログラミングスクールで効率よく学習するなどの工夫が必要です。
インフラエンジニアの知識
AWSでよく使われる代表的な機能は、インフラのクラウド化です。
サーバーやネットワークの基本知識は、AWSエンジニアに必要不可欠と言えますので、インフラエンジニアの知識があれば就職を有利にすることができます。
ネットワーク用語などはもちろん、IPとサブネットマスクの設定ができるぐらいの知識が必要です。また、さらに踏み込んだサーバーの負荷分散なども理解していると、採用率が高くなりますよ。
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AWSの資格
AWSの資格はエンジニアの役割毎に種類があり、難易度別に分けると合計11種類あります。
インフラエンジニア寄りのAWSエンジニアとして転職したい方向けの資格として、
- クラウドプラクティショナー
- ソリューションアーキテクト
上記2種類の資格があり、クラウドプラクティショナーの方が難易度が低いと言われています。
ソリューションアーキテクトの資格は、アソシエイト(基本)とプロフェッショナル(高度)の2つに分かれます。
クラウドプラクティショナーを取得しているだけでも就職は有利になりますが、ソリューションアーキテクト(アソシエイト)を目標にするのがおすすめです。
ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)は、AWSの資格の中でも特に難易度が高い資格となるため、無理に就職前に取得する必要はありません。
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最低限のPythonプログラミング言語の知識
インフラのクラウド化を担当するAWSエンジニアには、基本的にプログラミング言語の知識は必要ありません。
しかしAWSの機能のなかには機械学習やビッグデータ解析など、システムエンジニアよりの機能もあり、業務内容によってはプログラミングスキルが求められることもあります。
AWSは複数のプログラミング言語に対応していますが、プログラミング学習をするならPythonがおすすめです。
Pythonは上記の機械学習やビッグデータ解析に需要があるプログラミング言語です。
AWSはもちろん、AI開発の仕事でもPythonのスキルは役立つため、基礎知識があれば活躍の場を広げることができますよ。
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AWSエンジニア転職におすすめの求人サイト
ここからは、AWSエンジニアにおすすめの転職サイトを紹介します。
IT業界に強い転職サイトで、
- IT業界未経験者におすすめの求人サイト
- 派遣で働きたい方におすすめの求人サイト
- 現役エンジニアにおすすめの求人サイト
上記に分けて、それぞれおすすめの求人サイトを紹介していきますね。
どの転職サイトも無料で就職支援が受けられますので、あなたの求職条件に合うサイトへぜひ無料登録してみてください。
IT業界未経験者向け|ワークポート

ワークポートはIT系求人に強く、特に未経験者向けの求人に強い転職サイトです。
下記は、ワークポートで掲載されている求人情報の一例です。
AWSと関係が深いインフラエンジニア求人など、第二新卒で未経験者募集の求人を多数みつけられますよ。
ワークポートでは転職先の紹介だけでなく、転職コンシェルジュの手厚い転職活動を無料で受けることができます。
IT業界の動向や面接対策なども受けられるため、特にIT業界未経験の方は、未経験求人に強いエージェントを使うのがおすすめです。
派遣エンジニア向け|リクルートITスタッフィング

リクルートITスタッフィングは、求人業界最大手のリクルート社が運営する「IT業界に特化した派遣求人サイト」です。
他の求人サイトではAWSエンジニアの求人はあまり掲載されていませんが、リクルートITスタッフィングではすでにAWS関連の派遣求人が多数募集されています。
国内最大規模の求人保有数を誇る、リクルート社ならではですね。
求人情報も詳しく掲載されており、安心して利用することができる転職サイトです。
現役エンジニアの転職向け|レバテックエキスパート

レバテックエキスパートは、現役エンジニアの転職におすすめの転職エージェントです。
年収800万円以上などの高年収求人を多く取り扱っています。
求人情報は非公開となっているため、こちらで掲載することはできませんが、レバテックエキスパートの求人の年収例は下記のようになっています。
ただし、IT業界未経験者や地方の求人は非常に少なくなっているため、給料や待遇が好条件な分、スキル面など働く側への条件も高くなっています。
現役エンジニアなど、実務経験である程度キャリアを積んだ方におすすめの求人サイトです。
まとめ|AWSエンジニアになるのは今がチャンス
AWSエンジニアは、インフラ面を中心に今後もさらに需要が見込める職業のひとつです。
さらに、管理職へのキャリアチェンジやフリーランスとして独立もできるため、AWSエンジニアは今とてもおすすめの職業です。
AWSエンジニアが増えれば転職しづらくなることが予想されるため、AWSエンジニアになりたい方は、今がまさにチャンスの時期といえるでしょう。
プログラマーなどと比べると未経験でも採用されやすい職業ですので、早めに就活していきましょう。
おすすめAWS転職サイト
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