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未経験からRPAエンジニアに転職できる?年収・将来性・難易度・需要まとめ

未経験からRPAエンジニアになれる?年収・将来性・難易度・需要まとめ

IT業界歴7年・現役フリーランスプログラマー兼SEのTenです。

「プログラミング学習には挫折したけど、やっぱりIT業界で働きたい」
「プログラミングはできないけど、AI開発の仕事がしたい」
「AIで仕事を自動化できたら楽だろうな...」

AI技術やプログラミング言語に最近注目が集まっていますが、皆さんは「RPA」はご存知でしょうか?

RPAを使えば、事務作業などを自動化することができます。

「それってAIじゃないの?」

実は皆さんがAI技術だと思っている技術の中には、実はRPA技術が使われていることがよくあります。

また、実際に需要が高いのは「AIエンジニア」よりも「RPAエンジニア」です。

RPAエンジニアの特徴は、プログラミングスキルは必須ではないことです。

プログラミング学習に挫折した方でもIT業界で働くチャンスがある、とも言える職業「RPAエンジニア」ですが、実際どんな仕事をするのかピンとこない方も多いと思います。

ここでは、RPAエンジニアの需要や将来性・年収など詳しく紹介していきますね。

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RPAって何?

RPAって何?

RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の頭文字を取った技術で、パソコンでの事務手続きなど「決まった仕事を自動化する技術」です。

IT化が進み、どんな企業でもパソコンを導入していることが一般的になっていますよね。

中でもルーティンの事務作業などは「決められた手順を繰り返す作業」として、日常行うことも多いでしょう。

こういった「答えが決まっているルーティン作業」に対し、RPA技術で自動化することで、人為的ミスをなくし、業務にかける時間を減らすことができます。

また、人間は24時間365日働き続けることはできませんが、RPAを活用すれば人件費は0円です

RPAとAIの違い

ここまで読むと、

「RPAってAIのこと?」

このように感じる方も多いと思います。

現役エンジニアでも間違うこともあるくらいなのですが、RPAとAIは全く別の技術です。

RPAは決められた手順を自動化することは可能ですが、AI技術のように収集したデータなどから「分析して処理する」ことはできません。

人間が考えるように情報を処理するのが、AIの最大の特徴です。

いくら自動化で処理をし続けることができるとはいえ、RPAではイレギュラーな処理が発生してしまうと、対応することはできません。

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プログラミングスキルは不要

AIプログラマーに必要なプログラミングスキルや数学の知識は、RPAエンジニアには必須ではありません。

RPAのツールを利用すれば、プログラミング言語を使わずに実現できます。

RPAツールとして代表的なものは、下記があげられます。

  • WinActor
  • UiPath
  • BizRobo!

これらのツールを利用する際にはプログラミング言語の知識は必要なく、直感的な操作で自動化を実現することができます。

しかし、プログラミング言語の知識は不要ですが、RPAツールを使って自動化するためには、プログラムを組む時に必要な論理的指向と、条件分岐や繰り返し処理の知識は求められます。

RPAエンジニアの需要

RPAエンジニアの需要

RPAエンジニアへの就職や転職を考えている方は、RPAエンジニアの需要は非常に気になるところですよね。

せっかく勉強してRPAエンジニアになっても、市場で需要がなければ意味がありません。

「プログラミングができなくてもなれる、RPAエンジニアって...需要あるの?」

実際RPAツールを勉強したのに、就職できなかったり仕事がないのであれば、私もわざわざ勉強する気は起きないと思います(笑)

結論からお話すると、RPAエンジニアの需要は高いので心配する必要はありません

低コスト・短納期で導入できるため需要が高い

RPAツールを活用すれば、プログラムで組む自動化システムに比べて、短期間・低コストで開発することができます

規模にもよりますが、デモレベルであれば、顧客と話をしながらその場で開発してしまうことだって可能です。

このように短期間で開発できてコストを抑えられ、短期間で納品できることからもRPAの自動化システムを取り入れる企業が急増しています。

また、現場で働く人間の作業を自動化する技術のため、システムの認識齟齬も発生しにくく、突然の仕様変更などのトラブルも少なくなっています。

導入費を安く済ませられるだけでなく、明確に人件費の削減効果もあるため、RPA導入に対する費用対効果を実感できる点も顧客にとっては魅力のひとつなのです。

導入できる業務が多い

特に事務処理などですが、毎日または定期的に同じ作業をすることって非常に多いですよね。

特定の業務システムとは違ってRPAは汎用的に導入できるので、「作業手順が決まっている業務」であれば、何でも自動化することができます。

極端な話、パソコンを使っている会社であれば、少なからずRPAを導入する余地があると言えます。

導入できる業務の多さがRPAの需要に繋がっています。

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RPAエンジニアの将来性

RPAエンジニアの将来性

RPAエンジニアとして仕事を始めても、それが数年で廃れてしまうような技術だったら、RPAエンジニアの職には就きたくないですよね。

RPAエンジニアの仕事には将来性があると言えるので、これからRPAエンジニアを目指す方も安心して問題ないでしょう。

今後10年近くは、RPA技術の需要増加が見込める

システムの導入の多くは、システム導入と数年単位の保守契約がセットになっています

RPAの場合も同じく、導入だけでなく保守契約を結ぶことが多いため、3年単位や6年単位で、システム会社と企業は契約を結びます。

これから更に需要の増加が見込めるRPAエンジニアの仕事は、最低でも今後10年近くは需要があると見込んで間違いありません。

「10年?その後は仕事がなくなるの?」

このように不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、IT業界は技術進歩が他の業界に比べて圧倒的に早いため、10年先まで見込めるのであれば決して悪くはありません

考えてみてください。

iPhoneが発売されたのが2008年です。

それ以前に、スマホで検索して調べ物をする、欲しい物を買う、送金することになるなんて想像がつきましたか?

IT業界で10年間働き経験と実績を積めばキャリアチャンジもしやすいですので、職を失うことは考えにくいですよ。

RPAエンジニアのキャリアアップ

RPAエンジニアとして実績を積めば、その上位職である管理職や営業職にキャリアアップすることができます。

管理職や営業職にキャリアアップすれば、例えRPAの技術が廃れてしまったとしても仕事を失うことはありません。

また顧客との打ち合わせなどで上流工程の実務経験を積んでいけば、RPAエンジニアやコンサルタントとして独立することもできます

更にRPAで論理的思考や条件分岐などを実務レベルで身につければ、すでにプログラミングの基礎を習得できていることになりますので、プログラミングスキルも習得しやすいでしょう。

技術職として、プログラマーやシステムエンジニアにキャリアチャンジもできます

RPAエンジニア時代で将来設計を立てれば、将来性について心配する必要はありません。

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RPAエンジニアになる難易度

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需要も高く、将来性も期待できるRPAエンジニアですが、

「RPAエンジニアになるのは難しいんでしょ?」
「何か資格が必要?」
「未経験からの転職は難しいのかな?」

特にIT業界未経験者の方は考えるかもしれませんね。

RPAエンジニアになるには、特に特別な資格や、IT業界で働いた経験も必須ではありません

IT業界で数ある職種の中でも、RPAエンジニアは比較的難易度が低く、なりやすい職業です。

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ここからは、RPAエンジニアとしての採用例や、未経験からの採用率を上げる方法について紹介しますね。

未経験でもRPAエンジニアとして採用される

RPAエンジニアとしての経験や、IT業界で働いた経験がない未経験者でも、RPAエンジニアとして採用されることは珍しくありません

プログラマーやシステムエンジニアという職業の場合、求人情報に「未経験者歓迎」と記載されていても、業界未経験者や、プログラミングスキルがない方はほぼ採用されません
*年齢が若ければ別です。

本件の詳細が気になる方は「知識なしの未経験者でもプログラマーになれる?」をご確認くださいね。

話を戻して、RPAエンジニアの場合、業界未経験者でもRPAの知識が乏しい方でも採用されることがあります。

RPAエンジニアはプログラミング言語ほど難易度の高い知識を必要としないので、入社時の研修などを受けるだけでも即戦力として十分活躍できる人材を育てられるからです。

ただし、パソコンの基本操作だけは必須です

まったくパソコンを触ったことがない方はさすがに厳しいですが、そこまで高い技術を求められずに就職できることも少なくありません。

UiPathなどの知識があれば採用率が高くなる

RPAエンジニアは、実務経験や知識が少ない方でも就職のハードルは低いですが、採用確率を上げたい方は、UiPathなどのRPAツールを勉強するのがおすすめです。

RPAツールは無料利用できるものもあるので、パソコンとインターネット環境さえあれば、すぐに学習を始めることができますよ。

VBAを習得していれば就職先の選択肢が更に増える

実務の中では、MicrosoftのExcelを使う機会も少なくありません。

RPAツールでの開発以外にも、エクセルのVBAで自動化に対応することもあります

プログラミング言語の知識は必須ではありませんが、VBAの知識が求められる就職先もありますので、就職先の選択肢を増やすためにも勉強しておくことをおすすめします。

RPAエンジニアの年収

RPAエンジニアの年収

最後に、RPAエンジニアの年収について紹介していきますね。

「未経験でもなれるくらいなんだから、年収は低いんでしょ?」

私も最初はこのように思っていましたが、RPAエンジニアの年収が極端に低いと言うことはありません

未経験者でも年収400万円~500万円の求人があります。

RPAエンジニアの年収が低くない理由は「RPAによる業務自動化の需要があるから」に尽きます。

RPAの需要増加は今後も見込めることからも、収入面で心配することはないでしょう。

経験を積めば年収1,000万円以上稼ぐことも可能

RPAエンジニアの求人では、年収1,000万円を超える求人もみられます

RPAツールを使いこなすスキルに加えて、コミュニケーション能力や業務知識なども求められますが、経験を積めば年収1,000万円を超えることも不可能ではありません。

リスクはありますが、フリーランスとして独立すれば更に収入を増やせる可能性もあります。

まとめ|RPAエンジニアは注目の職業

RPAエンジニアによる自動化は、IT業界で注目を浴びています。

今後更に様々な分野で需要の増加が見込めるため、今からRPAエンジニアを目指すことは決して遅くありません

「プログラミング学習に挫折してしまったけれど、IT業界で働きたい...」

こんな方は、プログラミングスキル不要のRPAエンジニアに切り替えてみるのも悪くないですね。

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  • この記事を書いた人

Ten

現役フリーランスプログラマー&システムエンジニアのTenです。IT業界での勤務経験は7年ほど。3年間正社員として働いたのち、フリーランスになりました。フリーランスとしては4年経験を積んでいます。副業として、ITやプログラミングに関するライティングもしています。

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