Webデザイナーになって2-3年経験を積んだ人は誰しもこう思うのではないでしょうか。
「WebデザイナーがIT土方と言われる意味がわかる...キツイ...」
Webデザイナーの仕事につきものの「残業・長時間勤務」体力勝負となることもあり、特に女性にとってはキツイ仕事ですよね。
わたしもWebデザイナーになりたての20代の頃の数年間は、連日連夜ヘトヘトになるまで仕事に打ち込みましたが...IT土方は長く続けるものではないです。老けるだけです(笑)
結論から言ってしまうと、IT土方から脱出する方法は「上級職へ転職」するしか方法はありません。
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年収上げたいWebデザイナーにおすすめの転職エージェント<底辺IT土方を脱出!>
Webデザイナーの給料は安い、これはIT業界ではもはや定説です。 年収は都市部で働くWebデザイナーでも350万円程度ですし、地方で働くWebデザイナーになれば、年収300万円に満たない職場もあります ...
ただし、むやみやたらに転職を試みても「IT土方としての勤め先が変わるだけ」で、IT土方の状態に変わりはありません。
わたしはWebデザイナーになって1年ですぐ転職した経験がありますが、Webデザイナーとしてまた転職したので「IT土方→IT土方」のままでした(笑)
つまり、上級職へ就くためのスキルを日頃から培っているかどうかが、IT土方の状態から脱出し年収をあげる近道になります。
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そもそも、なぜあなたはIT土方なの?
まず、Webデザイナーやプログラマーが「IT土方」と呼ばれる理由について考えてみましょう。
理由はとても単純で、
コーディングやデザインなどは専門知識もスキルも必要ですし、頭を使った仕事だと思いますよね。
でも、それはまだ「手を動かしているだけ = 作業者」の域を超えません。
作業だけできる人材は沢山いるので、残念ながら人材としての価値は高くないのですね。
どの企業もビジネスとして利益を出すことを追求して経営しているわけですから「ビジネス目線で考えられる人」の価値のほうが高くなります。
利益や作業効率を考慮しながら仕事を考えられるようになって、はじめて「IT土方の域」から脱出できるわけです。
よくある勘違い
コーディングやデザインスキルが高い = 市場価値が高い
と考えている人が多く、技術を突き詰めるほうに努力してしまう人がとても多いのですが、実は手先のスキルを高めても意味がないんです。
技術力が高い人は他にいくらでもいますので、そこで差別化してあなたの価値を高めるのは難しいということですね。
IT土方にならないために身につけるべきスキル
IT土方にならないために、あなたが身につけるべきスキルは大きく下記の2つのスキルです。
- 利益の追求=営業スキル
- 業務の効率化・管理=マネージメントスキル
詳しく解説していきますね。
営業スキル
ここでいう「営業スキル」とは、案件をとる(いわゆる「営業」は営業マンが担当します)スキルではなく「利益を追求した提案と交渉ができるかどうか」のスキルを指しています。
Webデザイナーの上級職であるWebディレクターになると、クライアントと直接打ち合わせすることになります。
クライアントのいうがまま受け入れる「ただの御用聞き」では利益は最大化できず、消耗するだけです。
自社のサービスに「安いコストで付加価値をつけられる提案」ができるかどうかで、グンと利益率があがりますよね。
例えば「〇〇の技術を利用して構築すると、運営が楽になりますよ」など提案できるだけで、
- クライアントは運営管理が楽になる
- 会社には利益を還元できる
このように双方にとってのメリットが生みだすことができ、人材としての市場価値をあげることができます。
マネージメントスキル
上級職に就くと、クライアントをはじめ、社内のWebデザイナーやプログラマー、外注のアサイン〜スケジュール管理まで担当することになります。
ここで重要なのは下記のスキルです。
- コミュニケーションスキル
- 案件管理スキル
コミュニケーションスキルは説明するまでもなく、「人を使う」上で欠かせないスキルですよね。
クライアントの求める結果は、
この一点につきます。
クライアントへのレポートの見せ方や報告でうまくコミュニケーションを取り、信頼を勝ち取っていれば交渉も案件の進行もスムーズにすすみます。
これに加え、案件管理スキルである「リスクを予測し、案件をコントロールする力」も必要です。
社内から外部の外注まで、複数人が開発に関わることの多いWeb案件は、リスクの予測不足・スケジュール管理不足が原因で炎上してしまうケースが非常に多いです。
クライアントの言いなりで動くディレクターは必ず案件を炎上させます。
大前提として「クライアントの信頼を得る」ことに加え、「リスク予測を含む案件管理能力」も重要なスキルです。
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Webビジネススキルの身につけ方
このようなWeb系のビジネススキルは、大きく下記の2通りの方法で身につけることができます。
- 尊敬できる上司から学ぶ
- 学校で学ぶ
下記で説明していきます。
尊敬できる上司から学ぶ
単純ですが、実務で経験を積み重ねる方法です。
仕事のできる上司はどのようにクライアントとコミュニケーションを取り、案件を進めているのか、観察しながら学ぶということですね。
クライアントへの提案方法や意図・案件の管理方法など、バリバリ仕事のできる現職Webディレクターの上司を意識して観察することからはじめましょう。
こういう上司がいる人はラッキーですよね。
働きながら学べるチャンスです。
繰り返しますが、コーディングスキルやデザインスキルを磨くのもいいですが、それだけでは人材としての価値は頭打ちになりますよ。
Web系スクールで学ぶ
「身近で尊敬できる上司なんていない...。いつも案件大炎上してるし...。」
残念ですが、中小企業に勤めるWebデザイナーでしたらこういった環境で働いている人もいるでしょう。
昔のわたしの上司もそうでした(笑)
彼はコミュニケーション能力自体は高かったのですが、いわゆる「口だけ」のタイプの上司でした。案件を進めるにつれて化けの皮が剥がれ...毎回クライアントを激怒させて案件をコントロールできなくなっていました。
毎回案件が大炎上し、クライアントの信頼を失っていたし、わたしもそれに振り回されてよく徹夜で作業に追われていたなぁ...と思い出します。
23時に素材が届いて「(その日の)夜中0時までに納品して!」と言われたこともありましたね。
夜中だし1時間で納品って...(笑)
今思うとかなりありえない状況です。
少し話がそれましたが、実務でビジネススキルを学べる環境にない人はスクールで学ぶという方法もあります。
TechAcademy (テックアカデミー)

Webディレクションを学べるスクールで評判がよいのが「TechAcademyのWebディレクターコース」
オンラインで受講できるため、仕事をしている人でも地方在住の人でも、いつでもどこでもWebディレクションを学ぶことができます。
実際に作業しながらすすめるカリキュラムなので、現役Webディレクターのメンターの教えを受けながら、Webディレクションを学ぶことができます。
学べるスキルは下記のように幅広く、Webディレクターに欠かせない知識ばかり。
学べるスキル
- ディレクションを行う上で必要なWeb基礎知識
- Webディレクションの基礎知識
- プロジェクトマネージメントの知識
- 提案書の作成方法
- 設計書の作成方法
- ワイヤーフレームの作成方法
最短4週間から学べるので、短期間で集中したい人に向いています。
プログラミングやWebデザインなどIT技術を学べるスクールはたくさんありますが、ディレクションやWeb業界のビジネススキルを学べる学校は数が少なく貴重です。
まとめ
このブログを通して伝えていることですが、Webデザイナーは「IT・Web業界へ入るきっかけ」の職業にすぎません。
実際、WebデザイナーとしてWeb業界に入って13年目になるわたしですが、Webデザイナーとして働いたのは、経験を積む気でがんばった最初の数年間だけです。
IT土方と比喩されるように、労働環境も体力的にもキツく、Webデザイナーは長くは続けられない職業です。
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Webデザイナーには将来性がないと断言できる、たった2つの理由
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「IT土方でいるのはもうイヤ!」
「とにかく年収をあげたい!」
こう感じている人は、上級職の知識とスキルを早めに習得し、早めにIT土方から脱出してしまいましょう。