IT業界歴7年・現役フリーランスプログラマー兼SEのTenです。
プログラマーの働き方は大きく分けて2つあります。
- 正社員・派遣社員・契約社員など企業と雇用契約を結んで働く方法
- フリーランスとして独立して働く方法
今回はフリーランスプログラマーになる方法や安定して収入を稼ぐ方法など、私の4年間のフリーランスプログラマーとしての経験を踏まえてご紹介していきます。
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フリーランスプログラマーになるきっかけ
企業と雇用契約を結び、正社員などでプログラマーとして働く人の多くは、1度は「フリーランスとして独立したら...」と想像することがあると思います。
実際に私もフリーランスプログラマーとして活動していますが、プロジェクトメンバーから、
「どうやってフリーランスになるの?」
「フリーランスプログラマーとして仕事はどう取るの?」
「独立後の収入は?」
このような質問をされることがとても多いです。
そして私が独立の相談にのった結果、実際にフリーランスとして独立した人もいらっしゃいます。
なぜ、プログラマーはフリーランスとして独立を考え始めるのでしょうか?
それは、雇用契約を結んでいる企業への不満などによるものです。
フリーランスプログラマーになる代表的なきっかけについて、次にご紹介しますね。
プログラマーの地位が低い企業もある
誰もが知っている大手企業の正社員から、フリーランスのプログラマーとして独立する方もいらっしゃいます。
その理由は、企業によってはたとえ大手の会社でも「社内でのプログラマーの地位が低い」ことがあるためです。
海外ではプログラマーなどの技術者の地位は非常に高く扱われるのですが、日本ではまだまだプログラマーの地位はその重要性に対して高いものではありません。
例えば、大きなプロジェクトを成功させても、企業の上層部からは営業職が評価され、技術者は評価されないことも少なくないのです。
結果として「企業の一員としてプログラマーでいること」にやりがいを感じられなくなることが多々あるのです。
自分の希望する仕事がしたい
正社員プログラマーの場合、開発するシステムや役割がある程度固定化されてしまいます。
他の仕事に比べてマンネリ化することが少ないプログラマーですが、同じシステムの開発をしているとどうしても飽きがきます。
また、自分が別のジャンルの開発に携わりたいと思っていても、1つの企業に所属していては実現することができません。
私が独立した最大の理由がこれにあたり「もっといろんなシステム開発を経験したい!」と思ったからです。
年収をあげるには、キャリア変更かフリーランス
いつまでもプログラマーのままでは、年収をあげることや昇格は望めなくなります。
企業と雇用契約を結んだ働き方で年収を上げるためには、キャリアチェンジしなければいけません。
プログラマーからキャリアアップできる職業はシステムエンジニアで、SEはプログラマーの上級職にあたる技術職です。
しかし、システムエンジニアからさらに年収をあげたい場合は、さらにその上位職であるプロジェクトマネージャーにキャリアアップしなければいけません。
プロジェクトマネージャーは管理職になるため、プログラミングを書く機会が減ってしまい、その業務内容はプログラマーと大きく異なってしまいます。
管理職をしたい方は別ですが、プログラマーやシステムエンジニアとして生涯年収を上げることが目的であれば、フリーランスとして独立する必要があります。
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フリーランスとして独立する前に準備すること
ここからは、フリーランスプログラマーになることを検討している方に向けて、独立前に準備しておくべきことを紹介していきます。
貯蓄をする
フリーランスプログラマーとして独立する前には、まず貯蓄が必要です。
目安は「最低でも6ヶ月収入がない状態でも生活できること」が条件となります。
貯蓄が必要な理由は大きく分けて2つあります。
- 開業後すぐに仕事が受注できない可能性がある
- 支払いは数ヶ月先
フリーランスは受注した仕事を納品した後、はじめて報酬を稼ぐことができます。
例えば、100万円の仕事を受注して今日から取りかかっても、納品までに5ヵ月かかるとなると、報酬の支払いは最短でも6ヵ月後になります。
また、今月納品しても報酬の支払いは2ヵ月後となる企業も多く、上述したとおり、最低6ヶ月暮らせる貯蓄は必要不可欠です。
クレジットカードとローンを申し込む
駆け出しフリーランスプログラマーの金融業からの信頼は、専業主婦よりも低いです。
クレジットカードの発行やローンを組むことは、数年実績を積んでからしかできません。
クレジットカードを持っていない人は、会社員であるうちにクレカの発行を。
マイホームなどを考えている方は、ローンを組みやすい会社員のうちに組んでおきましょう。
フリーランスプログラマーになると、数年間、ある程度の所得を維持しなければローンは組めません。
フリーランスでは確定申告で所得を高くしてしまうと税金などの支払いが増えるため、節税対策を行う方が多くいらっしゃると思います。
結果としてローンを組むためだけに、税金の支払い額を上げてしまうようではもったいないですよね。
フリーランスになる前に、必ずクレジットカードやローンの申し込みを済ませておきましょう。
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フリーランスの法手続き・税手続き
私がフリーランスプログラマーになろうと決めた当初、調べていて驚いたことです。
実は「独立してフリーランスプログラマー始めました」と宣言さえすれば、その時からあなたはフリーランスプログラマーなのです。
フリーランスプログラマーになるために必須の手続きなどはありません。
ですが、節税対策や仕事をとる上で有利にできる手続きはあります。
下記に手続き内容をまとめているのでぜひ参考になさってくださいね。
開業届を提出する
事務所がある住所の市役所に開業届を提出します。
フリーランスプログラマーの場合は最初は自宅兼事務所にする方が多いのですが、その場合はお住いの市役所に行って手続きを行います。
開業届を提出する事で、屋号(会社名)をつけることができるようになります。
また、屋号で銀行口座を作ることもできるようになるため、確定申告などの帳簿作りが非常に楽になります。
そして、開業届最大のメリットは青色申告ができるようになること。
開業届を提出するデメリットといえば「市役所に行くのが面倒なこと」くらいです。
フリーランスプログラマーになるのであれば開業届を提出することをおすすめします。
青色申告の手続きを行う
フリーランスプログラマーになると確定申告が必要になります。
確定申告には青色申告と白色申告(青色申告以外の確定申告)があり、青色申告をすると節税対策が期待できます。
青色申告で確定申告を行うためには、事前に申請書を提出しておく必要があります。
開業届を提出するタイミングで一緒に手続きするのがおすすめです。
フリーランスとして安定収入を稼ぐ方法
次に、フリーランスプログラマーに独立した後、安定して収入を維持する方法についてご紹介していきます。
独立前に人脈を確立する
フリーランスプログラマーとして生計をたてるためには、定期的に仕事を受注し続けなければいけません。
仕事を受注できなかった場合、当然ですが収入はゼロとなってしまいます。
正社員などの間に仕事を依頼してもらえるような人脈づくりを確立しておくことが最重要です。
ちなみに、プログラマーになるための勉強法としてプログラミングスクールに通うことをおすすめしている理由も「IT業界の人脈構築」です。
特に就職保証つきのプログラミングスクールなどは、卒業生はほぼ卒業と同時にIT業界で就職します。
数年経って独立を考えたとき、お互いのスキルや人間性を熟知しており、なおかつ対等の立場である「IT業界の友人」はフリーランスにとって、よいクライアントになる可能性が非常に高いのです。
また、クラウドソーシングなどの仕事にも副業として積極的に取り組み、リアルなお付き合いとは別の線からもクライアントをみつけておくこともおすすめです。
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スキルを幅広く習得する
フリーランスプログラマーとして安定して稼ぎ続けるには、幅広いスキルを身につけることが重要です。
ライバルが少ない特定の分野のプログラミング言語を習得していれば、高い単価で仕事を受注できることもあります。
受注を続けて信頼を築いていけばそこからさらに人脈が広がるため、フリーランスプログラマーとして独立した後も、新しい言語のスキルの習得は怠ってはいけません。
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ここからは、フリーランスのプログラマーになることの「メリットとデメリット」についてご紹介します。
フリーランスプログラマーのメリット
フリーランスプログラマーのメリットは努力次第で、年収1,000万円以上稼ぐことも難しくないことです。
正社員プログラマーの場合は、誰もが知るような大手企業に勤めていても年収800万円程度が相場ですので夢がありますよね。
また、スキルや実務経験を積んでおくと、自分の好きな仕事のみを受注することも可能ですし、休みをとる日も自由です。
フリーランスプログラマーのデメリット
フリーランスプログラマーのデメリットは、収入の不安定さと精神面の負担です。
正社員として働いている場合、営業が仕事を取れない場合でも収入がゼロになることはありませんし、企業が倒産しても失業保険などの手当があります。
しかしフリーランスのプログラマーは、仕事が途切れた途端に収入はゼロになります。
さらに不意の事故や病気で入院などとなった場合、仕事を一気に失ってしまう可能性もあります。
フリーランス生活も4年目を迎え、ようやく安定して仕事を受注できるようになった私でも、
「大口のクライアントの依頼がこなくなったらどうしよう...」
今でもこのようなマイナス思考に陥ることも少なくありません。
ある程度メンタルが強い方でないと、フリーランスのプログラマーとして長く働くことは難しい一面もあります。
フリーランスプログラマーの心構え
最後に、フリーランスプログラマーとしての心構えについてご紹介しておきます。
私はこの心構えがないため、毎日仕事がとても忙しいわりに正社員時代より収入が下がってしまった時期がありました。
これからフリーランスになる方には、ぜひ参考にして頂ければと思います。
納期に余裕をもつ
仕事を受注するときは、納期は余裕をもって伝えましょう。
プログラミングの仕事はチームで行うことが多いため、トラブルやリスケジュールされるなんてことはしょっちゅうです。
たとえあなたのせいでなくても、結果的に短納期で仕事を納めなければならなくなることもよくあります。
納期よりも早く納品することは評価に繋がりますので、納期はぜひバッファをもって伝えてください。
また同一クライアントから追加での依頼があることも多いため、柔軟に対応できることをアピールできると、継続して仕事を依頼してくれるようになります。
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安売りをしない
フリーランスのプログラマーは、仕事を受注する前に見積書を作成し、クライアントと金額の交渉を行います。
フリーランスプログラマーになったばかりの人は「クライアントによく思われたい」と考えて、過剰に安い報酬で仕事を請負ってしまうことが多々あります。
報酬に見合わなければ、たとえクライアントから継続の依頼を頂いて仕事が途切れない状態とはいえ、収入は増えません。
突然報酬額を上げることはかなり難しいため、どうしても安くしたい場合でも「相場より少し安い」くらいにしておきましょう。
また、変に安すぎるとクライアントが不安になり、逆に依頼が取りやめになることもよくため注意が必要です。
まとめ
フリーランスプログラマーはデメリットもありますが、プログラマーとして生涯働きたいと思っている方には非常におすすめです。
ただし、勢いだけで会社を辞めてフリーランスプログラマーになるのはおすすめできません。
人脈構築や副業での種まき、そして半年間は収入なしでも困らない額は貯金しておく、クレカやローンの手続きなど...
フリーランスになる前に、しっかりと独立後のシミュレーションしてから行動することが重要です。
私がフリーランスプログラマーとして独立した手順も紹介していますので、ぜひ参考になさってくださいね。
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