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Webデザイナー

「絵がかけない、センスない」Webデザイナーになれる?→余裕でなれます

Webデザイナーは絵がかけなくてもなれる?→余裕でなれます

Webデザイナーになりたいなと考えたときに不安になるのが、

「絵がかけない」
「デザインセンスに自信がない」

自身の芸術的センスや才能への不安ではないでしょうか。

美大・芸大、デザイン系の専門学校などを卒業していない人にとっては、ふと心配になってしまうところだと思います。

こういうと「ほら、やっぱりね」と思う人もいるかもしれないですが、わたしは芸大卒です。

ですが(謙遜しているわけではなく)絵がかけないどころかデッサンさえまともに出来ないですし、悲しいことに芸術的センスも才能もありません。

それでも、Webデザイナーとしての就職も転職も困ったことはないですし、事実、これまでWeb業界で13年(Webデザイナーとしては4年ほど)働いてきて、一度も絵やイラストをかく機会はありませんでした。

そもそも絵をかくことは、Webデザイナーの仕事で必要ないです。

結論:絵がかけなくても、センスがなくても、Webデザイナーになれます

掘り下げて説明していきますね。

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Webデザイナーの仕事は絵をかく仕事ではない

Webデザイナーの仕事は絵をかく仕事ではない

Webデザイナーの仕事は「Webサイトのデザイン・構築をする人」です。

情報を整理し、ユーザーに伝えること

メインの仕事は、素材や情報の配置(レイアウト)をすることになります。

絵や写真は「素材」になるので、通常、プロのイラストレーターやカメラマンに依頼するか、社内に在籍していなければ外注します

つまり絵をかく仕事や写真を撮る仕事は、そもそもWebデザイナーの仕事ではないのです。

さらに近年はイラストや写真の「商用利用OKの無料Web素材」が充実していることもあり、アイコンでさえつくる機会は減ってきています。

例えば「Font Awesome

最近のWebサイトのアイコンでよく使用されています。

HTMLやCSSコードに記述するだけで、フォントのアイコンが使えるようになるので、Webデザイナーはアイコン作成する必要はありません

このように、便利なサービスが増えつつあり、Webデザイナーが素材やパーツを作成する機会は年々少なくなってきています。

今後もAIの進化や便利なツールの出現によって、どんどん便利になっていくはずです。

イラストより、Webデザインのセオリーを学ぼう

Webデザイナーに求められているのは「情報を整理して綺麗にみせる力」です。

  • レイアウト
  • カラー
  • フォント

商業デザインには「美しくみせるセオリー」があります。

これは技術ではなく、知識です

レイアウトやカラーの知識を身につけ、Webサイトへ落と込むスキルがあれば十分です。

Webデザインのセオリーを学べる本

Webデザイナーが独学で勉強するときに買うべき4冊でもおすすめしている参考書。
Webデザインのセオリーについて一通り学べます。

これまでデザイン系の仕事をしたことがないという未経験者は、この本を読めば「なるほど!」と納得できるでしょう。
Amazonでベストセラーのデザイン本です。

レイアウトの本。
こちらもAmazonベストセラー。

カラーの見本帳。
Amazonベストセラー。

心理学とデザイン。
同じくAmazonベストセラー。

自己表現や芸術性なんて求められていない

ここまででおすすめした参考書籍をみて...何か気づいたことはありませんか?

そうです。

Webサイトとは、ユーザー視点でデザインされるべきもの

Webデザイナーの仕事は「サイト訪問者をCVまで導くデザインをつくること」です。

Webサイトに芸術性の高いイラストがあっても、残念ながらユーザーにとっては「どうでもいい」もしくは「スルー」なんです。むしろ邪魔です

あなたの好きな色が「黒」だとしても「ベビー用品の販売サイト」で、さすがに黒は使えないですよね。

WebデザイナーとはWebデザインのプロです。

苦手なテイストのデザインを作らなければならないことも、あなたの嫌いな色を扱うこともあります。

絵がかけることよりも、訪問者やクライアントの要望をデザインに落とし込める知識とスキルが、Webデザイナーとして最も重要なことなのです。

【デザインで生きていく】デザインを極められる学校
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絵がかけるより、Webマーケティング

絵がかけるより、Webマーケティング

ここまでで、あなたの「絵がかけない。デザインセンスがないけどWebデザイナーになれるかな...」という不安は解消されたと思います。

最後に。

絵がかけることよりも、Webデザイナーとしてもっと有利なスキルについて紹介しますね。

前述の話のなかで、WebサイトのCV(コンバージョン)について触れました。

Webサイトを作成するときには、必ずなにかの「目的」があります

わかりやすい例でいうと、ECサイト。

ECサイトを構築する目的は、何を置いても「商品を売る」ことですよね。

ここでのWebデザイナーの仕事は「ユーザーの購買意欲をかき立たせて、商品を買ってもらう」動線をつくることです。

では、例えばあなたがユーザーがサイトを訪れる前の「ユーザーを集客できる」スキルももっていたら...どうでしょうか。

この「集客」の仕事はWebマーケターの専門職となりますが、Webデザイナーの上位職であるWebディレクターの必須知識でもあります。

つまりキャリアチェンジ、キャリアアップに有利になるということ。

Webデザイナーの仕事は過酷ですので、10年20年続ける人は少ない職種です

デザインが本当に好きで続けたい人は別として、将来的にどんどん年収を上げて、キャリアアップしていきたい人は「Webマーケティング」の勉強をするのがおすすめです。

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憧れて、学校へ高いお金を払い、必死に勉強してWebデザイナーになったはいいけれど... Webデザイナーの仕事辛いなあ。 毎日残業は当たり前、休日出勤もあるし、お給料も安いし...将来どうなっちゃうん ...

まとめ

わたしのまわりには「絵がかけるWebデザイナー」はほとんどいません。

わたしも絵はかけないです(笑)

Webデザインのルールを学ぶことより、イラストがかけるようになることの方がグッと難易度が高く、それこそセンスや才能が必要です。

Webデザイナーにおいては絵をかける技術は必要ないので、年収を上げたいのであれば、Webマーケティングの知識やディレクションスキルを身につけてみてください。

そのほうが将来きっとあなたの役にたちますよ。

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  • この記事を書いた人

みーこ

Web業界一筋13年目。アラフォー・子持ち・海外暮らしのリモートワーカー。26歳でフリーター→未経験でWebデザイナーへ転身し、転職3回・フリーランス9年と働き方を変えつつWeb業界に生息しています。 このブログについて

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