「WebデザイナーとしてWeb業界に転職したいな」
20代も後半に差し掛かかると「未経験の業種に転職するには、これが最後のチャンスかも...」と焦っている女性も多いのではないでしょうか。
Webデザイナーの仕事は華やかにみえるし、デスクワークなので楽そう。
さらに結婚して子供が生まれても、フリーランスとして空いた時間に働けるし、「手に職がつく」ので就職にも有利だと思いますよね。
実はこの考え、半分正解で半分不正解。
Web業界は今後も伸びる業界なので、転職には困りませんし、フリーランスや起業も低資金で可能です。
ですが、Webデザイナーという職業からキャリアアップしない限りは、一生過酷な労働環境で働きつづけることになります。
Webデザイナーには将来性がないと断言できる、たった2つの理由
この記事では、
- Webデザイナーの年収と将来性・安定性
- Web業界で一生安定して働く方法
この2点について解説しますね。
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Webデザイナーの年収

転職・求人サイトDODA(デューダ)の「平均年収ランキング2017」によると、
Webデザイナーの平均年収
Webデザイナーの平均年収は「360万円」
勤務地やボーナスなどによって前後するとは思いますが、Webデザイナーの年収は、だいたい300万円〜400万円とみて問題ないと思います。
ここでWebデザイナーの「40代」の年収を確認してみてください。
年収は「440万円」ですよね。
では...50代は...?
というと「-」なんですよね。
これが意味するところは「50代のWebデザイナーはほぼいない」ということ。
というのも、Webデザイナーは実務をこなしてなんぼの体力仕事。
通称「IT土方」と呼ばれる職業です。
年齢とともに頭の回転は遅くなりますし、体力仕事ですので長時間労働はキツい...そう考えられると「長くは続けられない職業」なのです。
ちなみにWebデザイナーの派遣の時給は1,200円〜1,800円。
経験を積むまで派遣〜その後、数年間正社員としてさらなるスキルアップを、と考えると、20代で転身する職業の候補としてWebデザイナーを選択することは悪くはないでしょう。
Webデザイナーは安定した職業?

安定した職業の定義を「仕事に困らない・転職に困らない」と仮定すれば、Webデザイナーの職業は比較的安定しています。
理由は「今後も伸びていくWeb業界」の仕事だから。
AIやWordPressなどの便利なツールの出現により、ウェブサイト制作の単価が暴落する可能性は否めませんが、職業自体が消えてなくなる可能性は低いと思います。
ですが前述した通り、20年後も安定しているか...というと、仕事はあっても体力がもたない・収入面で満足できない可能性が高くなりそうですよね。
Webデザイナーはいつまで続けられる?Webデザイナーのキャリアパス
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年収を上げつつ、安定して働きつづける方法

Web業界で年収を上げつつ、安定して働き続ける方法はただひとつです。
例えば下記はWebデザイナーの上位職にあたる「Webプロデューサーやディレクター」の平均年収です。
Webプロデューサー/ディレクターの平均年収
Webプロデューサー/ディレクターの40代の平均年収は「527万円」
同じWeb業界、40代という同じ年代で、100万円近くも平均年収に差がありますよね。
またWebデザイナーにはなかった50代の平均年収も、Webプロデューサー/ディレクターの場合ですと「556万円」と記載があります。
実際には手を動かさず、企画〜管理などをマネージメントする管理職「プロデューサーやディレクター」へ昇進・転職できると、責任は重くなりますが、年収はグンとあがります。
年収を上げつつ、安定して働きつづける方法は「上位職に就くこと」ただひとつ、なんですね。
まとめ
Webプロデューサーやディレクターは一例ですので、わたしのおすすめの職業「Webマーケター」を目指してキャリアを築くのもよいでしょう。
Webデザイナーの年収は特別低いわけではないですが、その過酷な労働環境を考えると「割に合わない!」と感じることもしばしば。
労働時間が長いことも、女性とって優しいものとは言えませんよね。
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年収上げたいWebデザイナーにおすすめの転職エージェント<底辺IT土方を脱出!>
Webデザイナーの給料は安い、これはIT業界ではもはや定説です。 年収は都市部で働くWebデザイナーでも350万円程度ですし、地方で働くWebデザイナーになれば、年収300万円に満たない職場もあります ...
とはいえ、「Webプロデューサーやディレクター」や「Webマーケター」は経験が必要なので、未経験者はまず目指せません。
Webデザイナーは「Web業界への転職で一番ハードルが低い職業」
WebデザイナーとしてWeb業界に入るチャンスを掴んだら、どんどんキャリアアップしていきましょう。

