「今の仕事を一生続けることになるのかな...」
30代になると、急に将来が漠然と不安になることありますよね。
今の仕事に見切りをつけて心機一転、市場規模が年々増大している「Web業界」への転職を考える人も少なくないと思います。
また、30代といえば「子供が手離れし始めた」という主婦も多い年齢ですよね。
そろそろ「パートにでも出てみようかな」「何か在宅でできる仕事はないかな」と、働くことに対して徐々に前向きになりはじめる年齢です。
【未経験OK】子持ち主婦が在宅Webデザイナーとして稼ぐための方法を徹底解説
わたしはこのブログを通じて「Web業界に転職したい人は、まず”Webデザイナー”を目指すこと」をおすすめしています。
今年でWeb業界のキャリアは13年目になるわたしも、この業界に入ったきっかけはWebデザイナーを目指したことからでした。
- 求められるスキルがプログラマーやエンジニアに比べて低い
- Web業界は今後も伸びる業界で、求人数も多い
- キャリアアップしやすく転職しやすい
Webデザイナーは資格が不要なこともあり「Web業界で一番簡単に目指せる職業」です。
どんな形であれ、一度Web業界で経験を積むことができれば、次の仕事は経験者として転職しやすくなります。
その後は上位職に転職して年収を上げるなり、自営業や起業などとして独立することもできますよね。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
30代って未経験で転職するにはもう遅い年齢かもしれない、と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
結論ですが、
- Webデザイナーになるのに年齢制限ナシ
- 未経験の30代でもWebデザイナーを目指せる
Webデザイナーになるのに年齢制限はありません。
実際に30代半ばでWebデザイナーになった友人の事例を交えて解説していきますね。
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未経験・34歳女性がWebデザイナーになった話
Webデザイナーは30代でも目指せる事例として、わたしが通学していたWebデザインスクール時代のクラスメイトの実例をお話します。
彼女は当時34歳で、Web業界は全くの未経験者でした。
前職は内装関係の小さな会社の事務をしていたそうで、長いフリーター期間を経て、これまで派遣など転々と職を変えていたそうです。
焦りを感じた彼女は、Webデザインの学校に通うことに決めたそうです。
わたしも26歳という年齢まで社会経験のないままフリーターをしており、30歳という節目まであと数年という20代半ばの頃、漠然と将来に不安を覚えたものです。
ですので、彼女の心理にはとても共感できました。
そんな彼女もわたしも、6ヶ月間のWebデザイナーコースを受講していました。
そして6ヶ月後。
わたし達はふたりとも就活に全く消耗することなく、卒業後すぐWebデザイナーとして就職できたのです。
34歳だった彼女がWebデザイナーとして転職するまでにかかった期間は、学校に通い始めてからわずか9-10ヶ月でした。
補足
*わたしたちが通学していたデジハリでは、6ヶ月の講義の後、卒業制作のための制作期間3ヶ月があるため。授業自体は6ヶ月で終了。
Webデザイナーの年収とキャリアパス
Webデザイナーの年収は高くありません。
全国平均では、360万円程度。
これはWebデザイナー全体の平均の年収ですので、未経験者の場合はもっと年収は低くなります。
30代の人が未経験からWeb業界へ転職を考えたときに不安に思うのが、「これまで築き上げたキャリアが0になり、年収が下がるかもしれない」ことですよね。
ここで前述したクラスメイトのキャリアパスを紹介します。
Webデザイナーとして1年間勤務
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1年後、Webディレクターとして上位職へ転職
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2年後、EC関連の会社を立ち上げ独立起業
彼女がWebデザインの勉強をはじめてから、起業するまでわずか5年ほど。
40歳を迎える前に、前職の年収の数倍を上げることに成功し、それから今でも順調に会社経営を続けています。
転職前はリスクが大きいと思えるかもしれませんが、数年後には前職を大きく上回る年収を稼ぐことも十分可能だということです。
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正直に言うと、Webデザイナーへの転職は「Web業界へ入るきっかけ」にすぎません。
Webデザイナーとは基本的に「労働者の仕事」ですので、何年も続けられる仕事ではないのですね。
常にWebデザイナーからキャリアップすることを意識し、上位職への転職を繰り返していれば、前職のキャリアを上回る年収を稼げる業界です。
Webデザイナーという職業は、まだまだ歴史の浅い職業です。
IT・Webの技術は、ここ20年間ほどで飛躍的に生活に普及していますよね。スマホを始めとしたIT技術は、もはやわたし達の生活に欠かせない存在です。
つまり、職業も求人数もこれから需要が増す見込みのある、将来性ある業界なのです。
30代から始めても、全然遅くないですよ。
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30代・未経験でWebデザイナーに転職する難易度
とはいえ、未経験の職種へ転職するには、若い方の方が断然有利なのは間違いありません。
30代ですと、経験者を求める会社も少なくありません。
20代の方の転職活動に比べると、やはり未経験で30代の方の転職は難易度が上がることは否めません。
20代と30代の求職者のスキルや知識が同レベルの場合、やはり20代の方の方が有利です。
余談ですが、IT系人材派遣会社マネージャーの友人曰く、採用基準は「年齢」が大きく関係するそうです。
つまり、30代の未経験者がWebデザイナーに転職する場合、20代に負けないくらいの「Webデザイナーとしてのスキルを磨く努力」が必要になります。
独学でも学べるWebデザインですが、就職コンサルタントや現役デザイナーのプロの指導が受けられる「Webデザイン学校」で、アドバイスを受けながらスキルを磨くのがおすすめです。
20代の人と比べると転職難易度が上がるとはいえ、前述した34歳のクラスメイトの例のように、30代になってからWebデザイナーとして新たなキャリアを築く人は沢山います。
本気でWebデザイナーを目指すのであれば、悩むよりもまず行動、最速で勉強して就活することが先決です。
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まだ30代ではない、Webデザイナー志望の人へ
最後に。
この記事を読んでくださっている方のなかには、まだ30歳を迎えていない20代の方もいらっしゃるかもしれませんね。
20代で転職意欲のある方であれば、無料でプログラミングスクールに通うことができます。
未経験でWeb/IT業界への転職を考えてはいるものの、なかなか行動に移せない人もいるでしょう。
ですが、20代という若さがアドバンテージとなる時間はあとわずかです。
わたしが通っていたデジハリの学費は、当時約60万円もしました。
20代のフリーターだったわたしにとって、かなりの大金です...。
正直「たった半年勉強して、本当にWebデザイナーになれるの?」と入学を決めるまで、めちゃくちゃ悩みました。
ですが、結果的に「卒業後すぐ就職」という形ですぐに学費の元は取れたし、今となっては「もっと早く行動していればよかった」とさえ思います(笑)
もしあなたが現職に不満や不安を感じている、Web業界やIT業界で働くことに憧れを持っているなら、まずは動いてみること。
20代という若さは、あなたが思うよりずっとずっと貴重ですよ。
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